THE PRODUCERS.

The Producers

今日は新宿の厚生年金会館へ、ミュージカル「THE PRODUCERS」の来日公演を観に行ってきました。最近結構TVCMやってますよね。8月にV6の井ノ原快彦・長野博が日本版をやるってんで、そっちの宣伝もやってるのでご存じの方も多いかもしれません。
トニー賞全13部門中12部門を受賞ってだけあって、さすがに素晴らしい作品でした。
作品自体のことでいうと、脚本はジョーク満載で面白いし、演出も巧みで各所で笑わせてくれます。特にアンサンブルシーンの無意味なくだらなさはツボでした。特に好きだったのは、「Springtime For Hitler/ヒットラーの春」でハーケンクロイツ型にならんだ役者がぐるぐる回るのとか、シーンのラストでパラシュート兵とかが降ってくるトコ!もう涙流しながらの大爆笑。
キャストでいうと、主役のマックスは、まぁもともとネイサン・レインの役だっただけにかなぁり大変な役で、今回マックスを演じたボブ・アマラルもなかなかよかったんだけど、やっぱりちょっと大変そうだなと思わせてしまうところもありました。まぁほとんど出ずっぱだかんねぇ。
もう1人の主役である、レオ役のアンディ・テイラーは結構よかったと思います。歌もうまいし、レオのキャラがよくできていました。
あとお気に入りだったのがウーラ役のアイダ・リー・カーティス。もう、ちょー可愛かった☆特に声とかしゃべり方とかが。別にそんな美人さんてわけではないんだけどねw
他にもゲイの演出家ロジャー・デ・プリオ役のステュアート・マーランドもかなりうまい人でびっくりしました。最初はただの変なおっさんかと思ってたんだけど、後半見せてくれます。さすが。
あ、あと衣装がよかった!特に女性アンサンブルの衣装が可愛い!!加えてセットも豪華で派手なんで、だいぶ撮りがいのありそうな舞台だなぁと思いつつ見ておりました(笑)
えー、まぁ、そんなワケで、だいぶ楽しかったです。やはりブロードウェイの人たちは激ウマですな。来日公演ということで、NYでやってたときよりは質は落ちているようですが、それでも日本のミュージカルとは比べるべくもありません。
早く日本ミュージカル界のレベルもブロードウェイ並とまでは言いませんが、それに準ずるくらいにはなって欲しいもんですな。まぁ、上原多香子とか和田アキ子とかが出ているウチは期待するだけムダでしょうが。